カミール スキン

セナが探索を続けている最中、カミールが激しい怒りをたぎらせながら彼女の後を追ってきた。優美ながらも冷酷な踊り子だったカミールは、過去のポラリスと衝突し、それが原因で脚を失うという重い罰を受けたのだ。新たに得た強力な脚を使い、カミールはセナに襲いかかると、仲間のサイラスとスレッシュを呼び出した。オーロラ泥棒が揃ったのだ。

カミールほど忙しくランウェイとデザイン工房の間を踊り回っているものなどいはしない。彼女は、その冷淡な態度を無関心の表れだと勘違いしたライバルたちが、彼女の最先端デザインに圧倒されて消えていく様を楽しんでいる。今年のウィンターガーラでは、皆にファッショナブルな祝福を授けるつもりだ──誰から授かったものなのか、彼らが忘れない限りは。

この銀河において真に「ベテラン」と呼ばれる戦士はほぼおらず、そのような称号を持つ者たちにはそれなりの理由がある。王立宇宙軍内で新たに結成された実行部隊ハイペリオンの指揮官であるカミールは、非情で計算高く、そして獰猛な人物である。カミールの照準に捉えられた不運な標的は、彼女の「Y03-プリンシパリティー」の最大火力を思い知らされることになる。

上位アルカナ界の端に位置する都市の上層──そこに暮らすカミールの力の根源にあるのは、意外性、そして予想を裏切る事実である。彼女の示す図柄は難解かつ警告的──ときに危険な印象すら与えるが、それらはみな彼女の力に還元されている。危機に瀕したときにこそ、カミールの力は最も強まるが、その力で彼女が何をしようとしているのか、真に理解している者はいない…

2018 World Championshipでカミールを使って勝利したNingの活躍を称えるスキン。

暗き眠りのなかの出来事のように、それはカミールのもとへやって来た──漆黒の雄羊の囁き、そして忘れ去られた墓所より這い出てきた名もなき者たち。多くの噂がささやかれるカミール。彼女は新しき世界の遺業を刈り取り、嗤いをたたえる古の主たちの魔法と呪術の種を大地に蒔くと言われている。

G/NETICの反乱軍を鎮圧するために武装化されたプログラム カミールは、無許可のテクノロジーを使う人間を一人残らず抹殺するロボットの暗殺者だ。アダプティブプロトコルとレーザーのように鋭い攻撃を持つ彼女は、「プログラム」の優れた人工知能から直接指令を受けている。