古代の大聖堂に住む治癒の魔法の使い手であるベイガーは、どう見ても信心深い聖職者であるにもかかわらず、自らのことを卑劣な大悪党だと考えている。自分の魔法で世界中の病が癒され、呪いが解かれていることを、彼は心の底から悔しがっている。