あるさびれた町の住民は、何かを捕食するたびに大きくなる巨大な肉食の海洋生物が存在すると主張し続けている。存在を裏付ける証拠は一枚のぼやけた写真ぐらいしかないものの、噂を聞きつけた観光客の急増は地域経済に恩恵をもたらした。同時に失踪者も増えたのだが。いただけない傾向だ。