ナサス スキン

不死の賢者であるナサスの無限に続く「フラクタルの書庫」には、どれほど古く難解なものかを問わず、あらゆる知識が収められているという。そこに未知の叡智を提供する者がいれば、彼は「織機」の織り成すものを変え、その者のためにあるべき未来を変えることもできる。ただし、大胆にもこの恐ろしい運命の創造主を欺き、書庫から知識を盗もうとする者がいれば──その者に未来は訪れないだろう。

ナサスは要因の化身である弟のレネクトンとは、切っても切れない関係にある。それは単に、この兄弟がこれまで互いに争い、傷を負ってきたからではない──ナサスが得たとある閃きが理由だ。かつての彼は、何の目的もなく混沌を引き起こすだけで満足していた。だが今は完全なる混沌を実現するため、脆弱性を見出し、それらを取り除くことを楽しんでいる。最大限の結果を得るには、要因が必要なのだ。

ナサスは実行部隊ハイペリオンの情報官だ。彼のEXOスーツ「S02-アヌビス」は新型のパワーアーマーであり、耐久性を高めた強化装甲とエネルギー吸収パワーセル、そして任務に不可欠な情報を処理する詳細分析テクノロジーが搭載されている。彼はハイペリオンの任務を必ず成功させるつもりだ──もし失敗すれば、裏切り者のEXOパイロットがどのような大惨事を引き起こすか分かったものではない。

伝説的ディスクジョッキーにして音楽の司書、そしてイヌ惑星の指導者でもあるナサスは、かつてリサンドラの脅威に屈していた──惑星の住民からグルーヴィーなレコードを取り上げて隠し、二度と聞けないようにしたのである。しかし現在はディスコのパワーによって精神が解放され、惑星の住民を率いて恐るべき襲撃者、ブリッツ＆クランクに対する抵抗運動を主導している。

ビクターが新たに建造した巨大な怪物「バトルキャスト ナサス」は、重要目標の回収に特化したユニットだ。ターゲットを追いかけながら学習、適応するようにプログラムされており、増大し続けるその破壊力で、立ちふさがる障害を破壊し尽すことができる。

若き月の女帝への贈り物として女帝とともに育てられたナサスは、古代の闇から不死の世界を守る使命を持つ。ストイックだが力強い彼は北部の監視を担っており、その世界の脅威となるものすべてを滅ぼしている。

世界を破壊すると予言された四人の中の最後の巨人であるナサスは、この世のあらゆる物に真の終末をもたらす存在だ。彼は巨大な煙と炎に包まれて地の底から現れ、飢えた火柱となってあらゆる生物を飲み込んでしまう。

小学生のころ、ナサスは年老いた犬は新しい芸を覚えることができないと教えられたが、歳月が過ぎ、政治家として、絵描きとして、そして作曲家としても成功を収めた老ナサスは思うのである。あの犬の話は本当なのだろうかと。彼にはむしろ室内楽団の演奏者たちが、自分の指示に従わなくなってきているだけのように思えるのだ。

地獄の住人は上級になるほど、低級な者たちよりも残酷で憎悪に満ちるものだが、ナサスも例外ではない。遥か彼方の地獄の深淵で育ったこの三ツ首の怪物は、軽く触れただけで生命を枯らし、そして燃やし尽くす。

ライアターに会うか、2011年または2012年のライアット公式イベントに参加して取得したライアットゲームズスキン。

恐怖の騎士ナサスは主人が有する入り組んだ書庫の地下墓地内の奥深くにある、忘れられた文献の番人を務めている。その中には恐怖の騎士を破滅させる秘密が記されていると言われているが、これが真実なのか寓話なのかを確かめられた者は一人もいない。

かつて緑に包まれていた自分の王国を探して広大な砂漠をさまよう、北方生まれの不死の獣ナサス。彼は巨大な砂嵐を召喚して足跡を消し、世界から自らの存在を隠している。